アルバイトから正社員に就職する方法

ここでは私の経験をもとにアルバイトから正社員に昇格する方法を紹介します。

■登用実績
まず、正社員に昇格するためには、アルバイトから正社員への登用実績のある会社に入るのが手っ取り早いです。バイトと社員の入り口が完全に分かれている会社だと難しいかもしれません。逆に、私の会社のようにアルバイトからしか正社員になれない会社もあります。40代〜50代くらいの人も社員に登用されたり誘われたりしています。上司いわく「最初から社員で雇って、もし変な奴だったらどうするの?」とのことです。

これは運の要素が強いかもしれませんが、もし勇気があるなら面接のときにバイトから社員への登用実績を聞いてみるのも手です。

■使えない奴のレッテルを避ける方法
まずは入ってすぐに「使えないやつ」というレッテルを貼られるのを避けたい。そのためのポイントをいくつかあげておきます。

・手帳を携帯してその日に教わったことをメモして、家に帰ってからノートにまとめる。これで同じことを何度も聞かなくてすみます。1回教わっただけで覚える人は稀ですが、3回までには覚えたいです。

・わかってないのに「わかりました」と言わない。ミスの原因になるから。完全にわかるまで質問する。

・ミスをしたら言い訳をせずに謝る。そのときの自分の行為のどこがどう間違っていて、本当はどうすればよかったのかを言葉にして説明する。それによって「理解している」印象を相手に与える。

・自分から挨拶する。

・喋るときは充分聞き取れる大きな声ではっきり喋る。

・移動するときは基本早歩き。トロトロ動いている印象を与えない。

何もしない時間を作らない。何もしていなくても自分の人件費は発生しているのでその時間は生産性がないことになる。何をすればいいかわからないときはすぐに先輩か上司に「次は何をすればいいですか?」と聞く。2ヶ月くらい経てば自分で考えて行動できるようになります。

・最初の半年くらいは上司や先輩の言うことに反論しないほうがいい。扱いにくい奴という印象を与える可能性がある。

・規則を守る。

■優秀な印象を与える方法
ここからは平均以上に躍り出る方法をあげます。

・「報・連・相(ホウレンソウ)」を頻繁に行う。
報・連・相とは「報告」「連絡」「相談」のことです。

「報告」とは、トラブルやクレーム情報、仕事の進捗状況などをチームで共有したり、上司に報告すること。情報を早めに報告して問題が悪化する前に上司の指示を仰いで対処しよう。

「連絡」とは、これからの行動予定を上司や仲間に知らせること。誰が何をしているのかわかるようにすることが目的。

「相談」とは、これからどういうふうに仕事を進めていけばいいか話し合うこと。独断専行は重大なミスの原因になります。少しでもわからないことがあったり、自分で判断できないことがあったら、独断専行はせずに必ずすぐに上司に相談しましょう。

・毎日、会社(もしくは自部門)の売上、利益を確認する。利益が増えたり減ったりする原因を考えて、勝ちパターンを標準化して負けパターンを排除する。そういった情報が貼り出されていない場合は、上司に頼んで毎日出してもらいましょう。上司が面倒くさがったら、やり方を教わって自分で出しましょう。上司の仕事を分担すれば頼りになる奴だという印象を与えることができます。これらのことにより、上司はあなたのことを「会社の利益を考えてくれる奴だ」と思うようになります。

・上記と同じ要領でクレーム情報も毎日更新して見えるところに貼り出しましょう。もちろん、毎日確認します。

・積極的に改善提案をしましょう。会社に入ってから半年くらい経つと徐々に改善点が見えてくるようになります。効率性の改善やクレームの削減方法を考えましょう。実際には採用されなくてもいいのでとにかく数を打ちます。すると少なくとも上司はあなたのことを「やる気のある奴」という見方をするようになります。実はこの時点で提案する人としない人との間には差がついています。

さらに私の経験的には、5回くらい提案すると1回くらいはヒットして実際に採用されます。そうしたら次は、意図した結果が出たかかどうか検証します。うまくいかなければ原因を調べてさらに改善しましょう。

本を読む。効果的な改善提案を出すために関連業種の本を読み漁りましょう。先人の即使えるノウハウが詰まっています。以下にお薦め本をあげておきます。

■全業種共通


「仕事のルール」 新人に求められる基本的な習慣が網羅されています。本書に載っていることを徹底すれば「使えない奴」のレッテルを貼られることはないはず。



■工場・ライン作業


「ザ・ゴール」は“制約条件の理論”(TOC)の解説書。ラインのボトルネックを発見・解消して生産効率を向上させる手法。数式などは出てこないので学歴がなくても読めます。

「最新5Sの基本と実践がよ〜くわかる本」には「整理・整頓・清掃・清潔・躾(5S)」の概念と実践方法が詳しく記載されていて、大きなヒントを与えてくれます。

工場やライン作業に従事するならば、TOCと5Sは知っているのと知らないのとでは雲泥の差なのでぜひ読んでほしいです。実際に役に立ちました。



■小売・販売系


実はこの業種の本はあまり読んだことがなくて、左の2冊は未読です。この業種に入っていく人もいると思うので、役に立ちそうな本をあげておきます。ハズレだったらごめんなさい。



■営業・接客


敬語の使い方、信用を得るコツ、売上を上げるコツなど。



■マネージャー・リーダー
昇進するとバイトリーダーや社員になって今度は自分がバイトを使う立場になることがあります。仕事の進捗管理や部下の教育法に関する本を紹介します。



「クリティカル・チェーン」はTOCをプロジェクトの進捗管理に応用する手法の解説書です。

「ほめる技術」はコーチングの解説書。部下にやる気を出させる指導法など、“いい人”にもできるやりかた。


■最後に基本的な仕事の教え方に関して書いておきます。

1新人を配置——彼らが仕事に関し、予備知識を持っているか、どの程度理解しているか調べること。彼らに学習に対する興味を持たせること。適切な持ち場を与えること。

2作業をして見せる——注意深く、根気よく、説明し、見せ、図示し、そして質問する。キーポイントを強調すること。一度に1点づつ、はっきりと、完全に教えること、しかし、彼らがマスターできる限度を超えてはいけない。

3効果を確認する——彼ら自身に仕事をやらせてみる。彼らに説明させながらやらせること、彼らにキーポイントを説明させて示させてみること。質問し、正解をたずねること。彼らが理解したと判断できるまで、続けること。

4フォローする——彼らに、彼ら自身が必要なときにだれに質問したらよいかの相手を判断させる。頻繁にチェックすること。積極的に質問するよう促すこと。彼ら自身に、その進歩に応じたキーポイントを見つけさせること。特別指導や直接のフォローアップを段々減らしていくこと。


では、健闘を祈る!

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