毒親チェックリスト
—毒になる親の特徴—


ダン・ニューハース『不幸にする親 』より

  自分を振り返れば 

自分の親がどうだったかについて考えるには、次のような事柄をチェックしてみるとよいでしょう。(次の65項目のうち、もしあなたが22項目以上(つまり3分の1以上)にイエスと答えたなら、あなたはたぶん、コントロールばかりする親のもとで育った可能性が高いといえます。)

◆あなたは子どもの時、

1.親の言うことに疑問を投げかけたり、同意しないことは許されなかった。

2.親から過剰な期待をかけられたり、自分には達成できないようなことを基準にされて、強いプレッシャーをかけられた。

3.親が近くにいると緊張して神経がピリピリした。

4.親に矛盾することを言われたり、意味が曖昧でよくわからない規則を押しつけられたりして、頭を混乱させられることが多かった。

5.親に励まされたりほめられることはほとんどなく、けなされてばかりいた。

6.親のまえで怒り、恐れ、悲しみなどの感情を表すことを恐れた。

7.親に怖がらせられたり、バカにされた。

8.親にうまく操られて、やりたくないことをやらされていた。

9.無性に悲しくなったり、不安になったり、傷ついたり、必要としていることが奪われた気分になったり、腹が立つことがよくあった。

10.家族の間に愛情の通う温かい雰囲気がほとんどないと感じていた。

11.本当の自分でいるより、親を喜ばせたほうが報われた。

◆過去を振り返ってみると、あなたの親は、

1.あなたの考えや言うことが自分の望む通りになるよう、指図してばかりいた。

2.あなたの食事、睡眠、服装や髪型などの身づくろいについて、異常に細かく詮索した。

3.あなたが学校、仕事、友人、恋人などを選ぶ時に、いちいち介入した。

4.あなたのプライバシーを侵害した。

5.言う通りにしないと親子の縁を切るといって脅した。

6.機嫌をそこねると、愛情を与えてくれなかった。

7.あなたのことを「バカ」「醜い」などとののしった。

8.あなたを身体的・性的に虐待したり、またはそれらの行為をほかの者がしても手をこまねいていた。

9.いつも自分が人から注目される中心でいたがった。またほとんどの場合において、すべてを支配したがった。

10.世の中のさまざまなことについて、いつも「正しい」「正しくない」と決めつけた。

11.人間的な感情を受け入れず、避けるべきもの、無視すべきものとして扱った。

12.完全主義、ストイック、あるいはいつも何かに追い立てられて行動しているように見えた。

13.自分の誤りを認めようとしなかった。

14.清潔であること、秩序正しいこと、物事の詳細、規則、スケジュールなどに対して、強迫観念的といえるほど異常にうるさかった。

15.自分が批判されることに対して異常に敏感だった。

16.あなたや他の人に苦痛を与えているのに、そのことに気づかないようだった。

◆あなたの親は彼ら自身、

1.子ども時代に大きなトラウマを体験していた。

2.家系に身体的虐待や性的虐待をした人や、精神障害、アルコールや薬物の依存症の人がいた。

3.親から過剰なコントロールを受けて育った。

◆あなたは大人になってからよく、次のように感じることがある

1.完全主義的で、いつも何かに追い立てられているような気がしていて、めったに安心したり満足することがないように感じる。

2.まわりにだれもいない時でも、だれかに見られて観察されているような気がする。

3.他人をコントロールしたがる人間がいると、すぐ反発して腹が立ったり、または逆に怖じ気づいたりする。

4.人との関係(主に男女の関係)で、相手に依存するのはゾッとするほどイヤだ。

5.自分が育った時の体験のせいで、子どもを作ることに強い抵抗感を感じる。

6.気分がふさぎがちで、むなしさや不遇感などを感じる。

7.本当の自分を知っている人はあまりいないように思う。

8.喜怒哀楽などの強い感情が起きたり、心の平静を失うことを、恐れている。

9.普通の人が子ども時代に体験することの多くが自分にはなかったように思う。

10.自分が批判されることに対して過剰に敏感である。

11.自分は今どういう気持ちなのか、どういう気持ちであるべきなのかについて、よくわからないことがある。

12.他人のことをすぐ決めつける。

◆さらに、大人になってからのあなたは、

1.人と対立することが心配で、そういう場面を心に思い描いてくよくよ考えることがよくある。

2.優柔不断で、何かを決めることがなかなかできない。

3.人との関係ではいつも他人のニーズを優先してしまい、自分を見失うことがよくある。

4.自分に合った信条や人生観を見つけることに困難を感じる。

5.リラックスしたり、笑ったり、自然にふるまうことが苦手。

6.異性との温かい肌の触れあい、愛のあるセックス、仲むつまじい関係を持つことがなかなかできない。

7.人からほめられても言葉通りに受けとめることができない。

8.摂食障害(拒食症や過食症)やアディクションがある。

9.ストレスが原因の健康障害があり、いつも疲れていて燃えつきやすく、慢性的な身体の痛みがある。

10.仕事や人間関係で、自ら立場を悪くしてしまうことが多い。

11.他の人には自分にない自信があるように感じる。

12.親しい人の愛情を試すようなことをする。

13.友人や配偶者、恋人などに対して、加虐的になったり、コントロールしようとしたり、非礼な言動をする。

14.他人は自分を傷つけたり、利用しようとするに違いないと思う。

◆あなたは大人になってから、親のことで次のように感じることがよくある

1.感情的に親から離れるのに長い年月がかかった。

2.親を訪問したり話をするのは自分から望んでのことではなく、義務感からであることのほうが多い。

3.親は本当のあなたを知らない。

4.子ども時代、あなたの家にはさまざまな問題があったのに、親はあたかも何事もなかったかのようにふるまい、さも楽しい親子関係があったかのように言う。

5.親を完全に喜ばせることは不可能だ。

6.親は自分(たち)の言動がどれほど強い影響をあなたに与えたかをまったく理解しない。

7.親があなたに会いに来ることを想像すると緊張する。

8.自分が親のように行動していることに気づくとゾッとする。

9.親との接触を、一時的に減らすか断ちたい。


 以上の65項目のうち、もしあなたが22項目以上(つまり3分の1以上)にイエスと答えたなら、あなたはたぶん、コントロールばかりする親のもとで育った可能性が高いといえます。精神的に比較的健康な家に育った人でも、いくつかにイエスと答えることはあるでしょうが、3分の1にまでなることはありません。不健康で過剰なコントロールをする親のいる家では、これらのことがよりひんぱんに起こり、程度も強く、子どもが受ける精神的・心理的ダメージもより大きいという、はっきりした違いがあります。

 けれども、もしあなたがこれらの項目の多くにイエスと答えたとしても、「あなたは問題のある家で育ったので、人間として欠陥がある」ということではありません。それは単に、「あなたは幼い頃に困難な状況に囲まれ、そのなかを生き延びてきた。そのことは今でもあなたの人生に大きな影響を及ぼしているであろう」という意味にすぎないのです。これを理解することこそ、心の傷を癒し、自分の人生を切り開いていくうえで最初に必要な一歩になります。


引用おしまい。

毒親チェックリストを世の中に広めよう!

スーザン・フォワードの著書「毒になる親」の13章には親と対決する方法が載っています。親に直接会うか、手紙を書いて、親が過去にしたことと、それが自分に与えた影響を洗いざらい話し、トラウマを原因となった親に返すのです。

もしあなたが、それをやるつもりであるならば、「毒になる親」と合わせて「論理的思考力とは? 論理的な討論・議論・ディベート・ディスカッション」というサイトを読むことをオススメします。頭のなかを整理するのに役立つはずです。


TOP [ニート・ひきこもり・不登校(登校拒否)の原因と親]

inserted by FC2 system